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  • 執筆者の写真結布心

たるみはなぜ起こる?②

更新日:2019年7月7日

美容鍼にいらっしゃるお客様のお悩み第一位はたるみです。

ではたるみってなぜ起こるのでしょうか?

前回①では皮膚の構造についてお話しました。


今回はたるみが起こる大きな原因3つのうちの1つ

・肌の乾燥

についてご説明します。


通常28日周期のターンオーバーが40代では40日かかってしまうというお話は前回しましたが、ターンオーバーが遅れることで表皮の角質の部分が厚くなってしまうんです。


絵にあるように(見にくい絵ですみません)上が正常な周期のターンオーバーの皮膚で

下半分がターンオーバーが遅れた皮膚です。


角層と書いてあるピンクの部分が、ターンオーバーの遅れている方は厚くなっていますね。

こうなることで、内側からの下から押しあがってくる水分が表面に届きにくくなっているんですね。そのため乾燥します。


そして角層にはセラミドなどの角質間脂質というものが存在します。

これは右下にある小さい図にあるように、角層の隙間を埋めています。

水色の丸がセラミドです。角層がレンガだとするとその間をつなぎとめるのがセラミドです。セラミドが隙間を埋めてくれているおかげで、肌の潤いを保っています。セラミドが年齢とともに減ってしまうと、更に右下の図のように隙間を埋めることが出来なくなってしまいます。レンガはくずれてしまい皮膚の表面が乾燥するだけではなく、しわたるみとなってしまうんです。


何故乾燥がいけないのかわかりましたね。


次回はたるみが起こる2つ目の原因である

・肌の弾力低下

についてお話します。


美容鍼はたるみ改善はもちろん、肌の乾燥にも効果的です!







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